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2024年3月18日(月)

  • 設計センター

【設計センター】そーれきくがわの歴史

福田に続き、この度周南支店より下関市菊川町にあります設計センターへ異動となりました西林です。

新天地と言うよりは「古巣」に戻ってきたと言う方がしっくりきます。

2005年に入社して今年で20年目の節目の年となりますが、新入社員として初めて配属されたのが設計センターでした。

ここで6年育てて頂き、周南支店にて13年勤務、またこちらに戻ってきました。

6年目で一度解体された部署でしたが2020年より再開しており、今回はシン・設計センターです!(「シン・」は今だけ勝手に付けました)

 

設計センターは安成の木の家をつくる上で心臓部となる自社プレカット工場に併設された事務所内にあります。

工場ツアーに来られた方は見覚えがありますでしょうか?

こちらで周南~福岡まで全支店の様々な図面作業、申請業務やプレカット工場へ渡る構造の図面のやり取りなどを行っております。

 

下関に来たときは実家の様な気持ちで立ち寄っていたのでそこまで変化を感じていなかったのですが、今回懐かしい写真を見返しているといくつかの変化を発見しました。

2005年 竣工当初

2024年 現在

 

事務所入り口にあるシマトネリコ。

19年経ってこんなに大きくなりました!板張りの外壁にイイ感じの木陰を作ってくれています。(外壁は数年前に張り替えました)

 

少し私の思い出話を。

設計センターがある事務所は2005年の入社と同時にオープンした「そーれきくがわ」という施設内にあります。(「そーれ」はイタリア語の「太陽」から付けられました)



同じ敷地にグループ会社のエコビルド(当時プレカット工場はこちらに属していました)、デコス(セルロースファイバー断熱材を作っております)と安成工務店(設計センター)の3社が集まり地域とのつながりを持つ拓けた工場・施設として、初の試みの場でもありました。

真新しい工場と事務所、外部からの視察や地域の方の出入りも多く、新社会人の私は毎日わくわくそわそわしていたのを思い出します。

(※現在、プレカット工場は安成工務店に属しており、エコビルド事務所は移転しております)

2005年 竣工当初

2024年 現在

 

木々の成長が月日を感じさせてくれました。

 

 

先日福田が案内しました構造館。

こちらも少し変化が。

2009年 竣工当初

2024年 現在

 

外壁の板張り部分の色を数年前に変えました。そんなことも忘れていましたが写真を見て思い出しました。

 

ちなみに、事務所棟は当時入社2年目だった現周南支店マネージャー大谷が(泣きながら?)現場管理した建物になります(笑)

建築中

 

プレカット工場。

メンバーはだいぶ変わりましたが技術を若手に伝承しながら今日も皆様の家の骨組みとなる大事な構造材を手加工しております。

そこはずっと変わりません。

 

 

変わったところ、変わらないところ両方ありますが、良い意味で変わらないところが沢山ありました。異動からまだ数日ですが、すんなり馴染めているのは変わらないところのおかげでしょうか。

20年目の節目ではありますが安成工務店グループには私より長く勤続されている先輩が沢山おります。どこへ行っても早く馴染める。そんな良さがある会社だなと異動してみて改めて感じます。

 

福田からもありましたが支店業務とは少し違った役割を持つのが設計センターです。

とはいえ、住宅部の一員としてこれからも皆様の家づくりに携わっていくことに変わりはありませんので、またここで気持ちを新たに業務に励みたいと思います。

上棟を待つ加工済の材料

 

こちらで月に1度、プレカット工場で構造材を加工する様子とデコス工場にて新聞紙から断熱材を作る過程を見学頂けるツアーを開催しております。

安成の家づくりにおいて仕上がってしまうと見えなくなる大事な部分をお見せしながら、体感・体験できる楽しいツアーとなっております。

皆様の家づくりにとって大きな手がかりになると思いますので是非ご参加下さい。

 

プレカット工場見学の様子

 

私もこちらでお待ちしております(^^)

 

【設計センター】西林 紀江

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