家づくりを通して、
在るべき社会をつくる。

私たち安成工務店は、昭和26年の創業以来、家づくり・街づくりを通じて
地域の暮らしに寄り添い続けてきました。
私自身は、創業者である父の背中を追い、昭和56年に入社しました。当時はコンクリートやプレハブなど新たな工法が注目される時代で、当初はそうした家づくりに邁進しておりました。しかし様々な出会いを経て、環境や人の健康に寄り添う「木の家」の本質的な価値に改めて気づかされ、平成元年よりパッシブデザインを核とした“環境共生住宅”の道を歩みはじめました。以来、林産地との連携、新建材を極力使わない素材選び、構造材の天然乾燥、温熱性能やデザインの進化など、試行錯誤を重ねながら、「本当に安心できる住まいとは何か」を探求してまいりました。
こうした取り組みの中で得られたのは、「木の家」の持つ健康性と、地域材・地域職人による持続可能な家づくりが生み出す“ローカーボン性”という2つの重要なファクターです。
実際に、九州大学との共同研究により、木の家が睡眠の質やリラクゼーション効果に寄与すること、そして建築時CO2を15%以上削減できることも科学的に証明されつつあります。
近年、物価や建設費の高騰、労働力不足、さらには自然災害など、私たちを取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。しかし、だからこそ「地域に根ざし、顔の見える関係で家をつくる」私たち地域工務店の価値が、いま改めて問われていると感じます。これからも私たちは、家づくりを通じて、地域に安心とやすらぎを届けてまいります。末永く、皆さまの良きパートナーであり続けられるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社安成工務店
代表取締役

——これは、私たち安成工務店のスタッフ一人ひとりが大切にしている社訓です。
お客様と真摯に向き合い、誠意ある仕事を通じて信頼を築き、日々のご縁や自然の恵みに感謝しながら、住まいづくりに取り組んでいます。
この想いが、住まう方の心にまで届く家づくりにつながると信じて続けています。
