2025/07/23
山口・宇部支店
【山口・宇部支店】軍艦島へ上陸!
長崎港の沖合18.5kmの海上に浮かぶ、岩礁の周りを埋め立てて造られた人工の島で、世界文化遺産に登録された軍艦島へ行ってきました。

長さ約480m、幅約160mと南北に細長く直線的なコンクリートの護岸で、
囲まれた端島は、日本最古ともいわれる鉄筋コンクリートの高層アパートが建ち並ぶそのシルエットが、
軍艦「土佐」に似ていたことから「軍艦島」と呼ばれるように。
軍艦島クルーズは、必ず島に上陸できるわけではなく、
長崎市の設ける安全基準を満たさなければ上陸できないのだが、
今回は曇り空と強風で不安もありましたが無事に上陸!


上陸してガイドさんが色々説明してくれ感慨深いお話を聞くことができました。
この島は、最盛期には東京の人口よりも密集度の高い島だったそうで、
給料も良かったようで昭和の初期にはテレビ普及率がほぼ100%だったそうです。


ただ炭鉱労働者は、大変な仕事で地下600mを掘削や発破作業で、事故が起きると島全体にサイレンが鳴ったとか…。これを聞いた家族は本当に心配な時間を過ごしたそうです。
実際に、見学通路になっている場所にも元々は、炭鉱の作業所があった場所だったとか…。
自然の風化(雨、風、高波)で平らになってしまったそうです。


軍艦島は、コンクリートで作られた島で当時は緑が一切ない島だったようですが、
風化にて崩れた場所に鳥が運んだ草木の種で今は緑で生い茂ってました。

建築から数十年以上経過して、いつ崩壊してもおかしくない状態も多々ありで、
転落や崩壊により命を落としかねない場所があるためいつかは上陸できない軍艦島…。
一度は見るべき場所かもです。
興味がある方は是非行ってみてください!
【山口宇部支店】 大下 雄治