株式会社安成工務店

福岡の久留米市美術館では現在（～8月17日まで）「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」の企画展が開催されています。

https://www.ishibashi-bunka.jp/kcam/

アーツ・アンド・クラフツは規格化された工業製品に対抗すべく、生活に機能と美・デザインを取り入れようとウィリアム・モリスが主導者となり「アーツ・アンド・クラフツ運動」にまで発展したものです。

この考えは安成の家づくりにも繋がる考えですので、興味がある方はぜひ調べてみてください。この運動の中で生み出されたデザインは、みなさん一度は見たことがあるかもしれませんよ。

この企画展に関連して開催されていたワークショップにも参加してきたのでご紹介します。

ワークショップの内容は、熊本県八代市産の天然素材イグサで座面を編んで、当時の職人たちのように自分だけの椅子を作ってみようというものです。

ワークショップの講師先生は家具職人の本山広真氏。「永く人に寄り添える家具作り」という考えのもと、ブックマウンテンという家具工房を経営されています。

http://bookmt.net/profile.html

座面のフレームに紐状になったイグサを巻き付けていきます。

単純なようですが、強さを均等に巻き付けていくのが難しい。

時間をかけて丁寧に、最後まで巻き付けて完成。

想いをもって作ったものは永く愛されると思います。

作ったスツールも座面を張り替えながら長く使い続けていければと思います。

安成の家にもピッタリでした。

【福岡支店】　松本　忍