支店ダイアリー

2020年10月14日(水)

  • 周南支店

【周南】秋を感じる○○

山の木々が少しずつ色付いて秋も深まってきましたね。
ぶらっとお店に立ち寄って温もりを感じられる小物に出会うと
見入ってしまい、つい買ってしまいます。
ちゃんと大切にする意思はあります!

気になる小物を見つけた時、“この子はどこから来たの?” など、
作られた場所や作家のことが知りたくなりお店の方に伺ったり
あとで調べたりして、お気に入りの一つとなってお持ち帰りします。

 

 

例えばこの巣箱
ドイツの「おもちゃの村」として名高いザイフェン(seiffen)の
木のおもちゃで、黒い台になっている部分を摘まんで左右に回すと、
台と巣箱の木の部分の擦れ合って鳴る音が、鳥のさえずりに聞こえます。
そういった可愛さも魅力です。

 

 

こちらはくるみ割り人形
おもちゃですが、飾って眺めてほっこりしています。
温かみのある木の素材で品を持った美しさを感じます。


鉱業で栄えたザイフェン村ですが、
坑道の崩壊で鉱夫が命を落とす事故も多々あり、
資源の枯渇や海外からの安い鉱石の流入などで衰退したそうです。

現在のおもちゃ作りは家族単位の小さな工房がメインで、
近隣の山からの豊富な木材資源と錫鉱石を砕くために使っていた
水車の動力を利用したろくろ(木工用旋盤)で削り出す手法
ライフェンドレーンという独自な方法で制作しているそうです。

ルーツを知ることでもっと愛着が湧くものへとなります。
細部までこだわって作られていて本当に素敵です。
秋になると木の小物に目が行くことが多くなります。
いつかザイフェンのクリスマスマーケットに訪れてみたいです。


安成工務店の家 ~近くの山の木でつくる家~
ルーツを知りたい方は、毎月開催される工場見学ツアーへ。
職人の作業の丁寧さ、工場全体を包む木の香り、
ぜひ体感していただきたいです。

 

  

 

■周南支店 守友照美

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