支店ダイアリー

先日、家族で大阪・関西万博に行ってきました。

会場に入ってまず目に飛び込んでくるのが、何かと話題の大屋根リング。

その構造体の大迫力に圧倒されます。

直径約615m・高さ12m・一周約2kmというスケールで、

世界最大の木造建築物としてギネス認定もされています。

構造には、清水寺の舞台にも使われていることで知られる日本の伝統的な貫（ぬき）構法がベースになっており、

楔（くさび）部分に金属を用いることで現代の建築基準にも対応しているそうです。

屋上緑化された屋根の下は風が通り、真夏日でも驚くほど快適でした。

屋根の上から見る景色も壮観。

今回の万博の会場デザインプロデューサーである建築家・藤本壮介さんが掲げた「多様でありながら、ひとつ」というコンセプト通り、

この大屋根の中に世界が集まり、つながっていることを実感でき、とても感慨深かったです。

人気のパビリオンは長蛇の列でしたが、事前予約していたガンダムパビリオンでは子どもたちも大興奮！

そのほかにも、隈研吾さんをはじめとした世界的な建築家によるパビリオンや、

公募で選ばれた若手建築家の方々が手がけたトイレや休憩所など、空間として楽しめる要素がたくさんありました。

子どもたちも異文化の混ざり合ったお祭りのような雰囲気を楽しみ、

大阪の美味しいものをたくさん食べて大満足の様子でした。

みなさんもぜひ訪れてみてください！

【福岡支店】城山　陽子