支店ダイアリー

【下関】~千代紙~

来年、小学生に上がる長女のここ最近の流行は折り紙!!
帰宅するや本をもってきて鶴や亀などを折らされます。
単色の折り紙も飽きてしまうので、変わった折り紙はないかと調べると、千代紙にたどり着きました。
古風な模様の色紙なのですが、調べてみると、建築にも通じている部分があるのと、私がとても気に入ったので、今回、紹介致します。

千代紙は簡単に言うと、柄のはいった装飾紙。
その柄にも多く種類があり、弊社、新築で見かける障子組子のデザインも千代紙に代表される柄が使われております。
千代紙の発祥には諸説あるようですが、1700年前の京都で贈り物の包装紙として、宮廷でのみ使われていたもので、木版印刷の普及と相まって一般に広がっていったようです。
千代紙とくくられて呼ばれますが、種類はとても多く、それぞれ文様があります。
~幾何学文様~
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~植物文様~
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~器物文様~
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幾何学文様にある麻の葉は障子組子で見かけられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
組子、千代紙文様どちらが源流のデザインかつきとめられませんでしたが、障子、畳縁、襖紙など幾何学文様と重なるデザインをもつものは多く存在します。
それだけ身近なものだったことが推測されます。
文様ばかりの紹介をしておりますが、私は千代紙の色使いと色の組み合わせに一番心を惹かれました。
色鮮やかでありながら、とても風情のある色使いに魅了されます。
1700年前に描かれたものがこんなにも美しく、現代に引き継がれていることがとても素晴らしく思えて仕方ありません。

良いデザインは流行などに左右されず、後世に引き継がれていく。
千代紙もいい例なのだと思います。

これからは古くから伝わるものに触れる機会を設けて、自身の感覚の引き出しを増やして行こうと思います。

(参考文献:角川文庫 千代紙 小林一夫著)

□下関支店 遠藤慶吏
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