支店ダイアリー

【下関】安成工務店の2018下関海峡フルマラソン

「フルマラソンに出ませんか?」

突然の若いスタッフからのお誘い。
いつだったかな?まだちょっと肌寒い季節だったような…
断る理由が無い時は決まって「はい」の私。
身長164㎝に対し、69㎏まで肥大化した私の、無謀な挑戦の始まりでした。

ベストは63㎏くらいの私。
69㎏では靴下を履くのにも一苦労。
子供とお風呂に入れば「お父さん、お腹に浮輪がついちょる(笑)」と言われる始末。
「いかん、このままでは!走らなければ!」と、思いながら6月には社内旅行で食べ歩きまくる私(汗)。
更に体重は増えて…。
海峡マラソンは11/4(日)。
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後5カ月を切っても、一向に走らない私。
フルマラソンのチームメートは10人。
探ると皆、少しずつ走っているようで。
たまの合同練習は忙しいを理由に欠席続き。
それでも焦ってはきて、大失恋をしたかのように6月~7月で一気に62㎏まで体重を落としてみせた(お昼の弁当4分の1化等)。
後は走り筋力・体力をつけていくだけ。
そう、それだけ。
けれど夏は暑かった。
簡単に私の心をへし折った。ダメな私。

10月に入り、ようやく1㎞を走る。
10分掛かった。
遅すぎる。
倍倍計画だ!
次は2㎞、そして4㎞、更に8㎞。
あれ?いつの間にか何とか1㎞6分ジャストで走れてる。
さすが中学時代、ソフトテニス部でたくさんしごかれただけはある。
6分で走るペースを体が覚える。
しかしこれが本番での悪夢に…。

早いランナーの方は遅すぎるペース。
でも私は怠け者39歳のおじさんランナー。
でもようやく合同練習で更に倍の、今までの最長不倒の15㎞を走る。
けど、マラソンの恰好ではない。
普段履きのスニーカーに丈の長いジャージでは、この15㎞が死ぬほどきつかった。
靴擦れ、爪のはがれ、筋肉痛、ひざ痛、土踏まず部分痛。
マラソン、何が良いのか…全然理解できないまま本番4日前。

ギリギリで手元に届いたおNewのランニングシューズとウェア類。
真夜中、仕事終わりになぜか42.195㎞を1回走りたくなり、おじさんが真夜中に走る。
結果、22㎞を2時間40分で走るも、本番前にバカだった(笑)。
本番当日、ひざ痛と筋肉痛が治らないまま、更にまさかの睡眠不足というマラソンに出ちゃいけないでしょ状態の私。
でも前日までにOB様やスタッフ、チームメイトに沢山の激励、アドバイスを頂き、絶対完走、そして感走したいと心に決め、人生初のフルマラソンが緊張する間もなくスタート!
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「なんだ、みんな遅いな。どんどん抜いていこう。」と快調に跳ばす私。
真夜中にしか走らない怪しいおじさんランナーは、当日暑いにも関わらず、厚着でスタート。
中間地点で2時間。
ほぼ6分ペース。…だったらしい。
ペースがわからないまま、走る走る。
わかるのは汗が噴き出て体が、頬が暑くなるのが確実に分かる。
喉が異常に乾く乾く。
給水場で止まったり走ったりを繰り返すとぶちえらい。
どんどん抜かされていく。
けど、JRさん応援団の前でOBのO様親子がご声援を(涙)。
だから元気に走る走る!
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でも徐々につっていく体。
今まで走ったことのない25㎞の距離に加え、彦島大橋~下関市出島の悪魔のアップダウン往復路。
噂で聞いてはいたが、見て一瞬で拒絶反応と同時に足が止まる。
更に進む体の吊り様。
リタイアを100万回くらい考える。
けど、皆の顔が、維持が勝り歩きながらも前に前に。
出島で本格的にマッサージを受け、完全に私のGPSは止まって点灯。
会社の皆がリタイアと思った瞬間だ。

が、マッサージャーさんのお蔭でなんと走れる状態に戻ったのに、調子に乗ってソーメンとエナジードリンクをバカ食い。
それがいけなかった(汗)。
急にお腹が痛くなり、出島の橋をほぼ全力で走る。
ゴールではなく、トイレに向かってまっしぐら。
走りながら感じる「足が吊る」という再発症状。
「またか…」トイレから出た私を会社の仲間が声を掛けてくれ、その場は冷静と笑顔を装い走る走る。
その10m先でまた止まる。
もう走れません。
やはり頭を横切る「リタイア」という文字。と同時に「山田さん、感走が大事ですよ」というOB様からの言葉。
景色を見る。
走る人々を見る。
「結構歩いているじゃないか。皆苦しいのは一緒だ。」思い留まる。
ただ、「あっ、歩いてる」と幼子に言われた時は恥ずかしく、自分に悔しくむなしくもなったが「感走」と「完走」という言葉がゴールに自分を向かわせる。
とはいえ、歩いているのだ。
無情にも5時間半のペースランナーが私を簡単に抜き去る。
後は6時間のペースランナーに抜かれるだけ。
そうすればバスが私を迎えにくる。
少しして「山田さん、後6㎞だよ、頑張れがんばれ!」私のゼッケンを見て知らない人が私を鼓舞する。
いまだ全身が吊った状態。
本当に痛い。
特に両足と右肩。
でもあれだけ歩いた。
体力はあった。
6㎞を自分なりにスパート。
体が痛いが動く。
ラスト200メートル。
「居た!5時間半ペースランナー!」
ペースランナーも私の全身精一杯に気付く。
「5時間半切れますよ」と笑顔で振りむいて道を譲ってくれた。
進路変更するまでの力はなかった。
ゴール前にまたさっき応援してくれていたスタッフ、お客様の姿も!声を掛けてくれる!
もうゴール後はどうにでもなれ。
更に加速(したつもり)。
今まで何もこれといって成し遂げていなかった私の、唯一自慢できる5時間29分9秒という時間。
一生大切にします。
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今は来年を走ることを考えることもできないですが(笑)。
チームメイト、お客様、皆に感謝しかありません。
仕事も一緒です。
うちは、お客様と一緒につくる家づくり。
マラソンも家づくりも似ているなと感じた1日でした。

◇下関支店 まあまあのアドバイザー山田光也
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